自己実現のために自分とどのように向き合えばよいかわからずお悩みの方はいませんか?
自分の脳タイプの特性に合わせて自らと向き合きあい必要なステップを踏むことで、自己実現が可能となります。
本記事は、脳タイプから考える、自己実現のための自分との向き合い方についてご紹介します。
1 脳タイプと特性を知る
人は、脳のどの機能区分を優先して使うか(頭頂葉→触覚、後頭葉→視覚、側頭葉→聴覚)によって情報の取り方が違います。
情報の取り方の違いが思考・行動に関連しており、自己実現のための向き合い方に違いがでます。
脳タイプは大まかに以下の3つのタイプに分けられ、特性がちがいます。
・触覚を司る頭頂葉を優先タイプ:触覚タイプ➡手タイプ
・視覚を司る後頭葉を優先タイプ:視覚タイプ➡目タイプ
・聴覚を司る側頭葉を優先タイプ:聴覚タイプ➡耳タイプ
脳タイプ別に以下のような思考・行動の特性があります。
|
手タイプ |
目タイプ |
耳タイプ |
思考 |
人とのつながりが大事 |
スピード重視 |
順序 理論的 |
行 動 |
ゆっくり ノリが良い 人なつっこい |
せっかち 目が キョロキョロ |
じっくり 計画的 意味・理由を探る |
脳タイプはどれか一つに当てはまるといったものではありません。
当てはまるものが多いところがそのタイプの傾向と言えます。
2 5段階の欲求
本来のあるべき自分となり自らの能力や可能性を最大限にいかし、柔軟性をもって社会貢献するといったことを達成すると叶うのが自己実現です。
マズローの欲求5段階説では、人間の欲求には「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」の5段階があるといわれています。
1~4の順に欲求が満たされることによって5の自己実現の欲求にたどり着きます。
それぞれの欲求を満たすと得られるものは以下の通りです。
第1段階・・・生理的欲求
健康上問題なく生きる
第2段階・・・安全の欲求
生活に困らず暮らせる
第3段階・・・社会的欲求
仲間・家族などの社会的集団に属している
第4段階・・・承認欲求
他人から評価されて認められ自分自身も認めることができる
第5段階・・・自己実現の欲求
自分らしく生きている
自分の人生における自己実現についてはコチラから
3 脳タイプ別 自分との向き合い方
脳タイプ別にそれぞれの特性をいかすと自己実現のために自分と向き合えます。
・手タイプ
人なつっこい・人とのつながりが大切・人の役に立ちたいといった特性があります。
(ex.○○さんが大変そうだから手伝ってあげよう・○○さんの気持ちを考えてあげよう)
思考・行動の判断基準は相手が喜んでくれるかどうか?であり、相手を中心にするといったことを意識すれば第3・4段階の欲求を満たすとき有利と言えます。
・目タイプ
最先端なものにいつもアンテナを張り、スピード重視で思い立ったら誰よりも先に行動をとるといった特性があります。
(ex.新しいシステムが開発されたのですぐに使ってみよう)
思考・行動の判断基準は最先端・スピード感であることから、各段階においてスピードを意識して欲求を満たすことが大切と言えます。
・耳タイプ
物事を理論に基づき順序だてて考え、納得がいくまでじっくり考えてから行動する特性があります。
(ex.なぜこのようになったのか・根拠は何なのか)
思考・行動の判断基準は納得のいく根拠に基づいているかであり、一つ一つ確実に検証しながら進んでいくことが大切だと言えます。
まとめ
本記事は、脳タイプから考える、自己実現のための自分との向き合い方についてお伝えしました。
周りと違う考え・行動であったとしても揺るぎない自分でいられることが大切です。
なりたい自分をめざして進んでみてはいかがでしょうか。