ストレスを受けた時にまともに受け止めてしまい、うっぷんが蓄積してしまうとお悩みの方はいませんか？
何事も柔軟に受け流せるしなやかなメンタルが持てたらと思いますよね。
脳タイプの特性を知りいかすことで効果的にストレス耐性を高めることができます。
本記事は、脳タイプから考える自分のストレス耐性を高める方法と習慣についてご紹介します。
1 ストレス耐性を高める方法と習慣
ストレスはまともに受け止めることで蓄積しますね。
ストレスをうまく受け流し解消するコツを身に着けることでストレス耐性を高めることができます。
以下のような方法がストレス耐性を高めるために効果的です。
① 自己ケア
・休息、睡眠（ex.小休止する、毎日同じ時間帯に眠る）
・バランスのとれた食事（ex.１日を通して必要な栄養を取る）
・自分にご褒美を与える時間を作る（ex. 趣味、好きなこと）
② ストレス管理のスキルを習得
・現状を把握できる感覚を身に着ける（ex.現在や将来の状況を理解・予測して不安感をかかえない）
・困難に陥っても解決し先に進める感覚を身に着ける（ex.「なんとかなる」といった楽観的な考え）
・自分の人生にとって意味があるという感覚を身に着ける（ex.行動・失敗に対して「意味がある」と思える）
③ 適切な運動・身体活動
・運動（ex.ウオーキング、ヨガ、ダンス、水泳など）
・身体活動（ex.買い物、犬の散歩、階段昇降、洗濯、掃除、料理、子供の世話）
④ 社会的なつながり・サポート
・家族や友人とコミュニケーションをとる、支えあう
・専門家のセラピーやサポートを受ける
・新しい人間関係を作る（ex.趣味、知識）
以上のような方法と習慣を取り入れることでストレスへの対処能力を高めることができます。
ストレス耐性を高めることは充実した毎日を送るためにとても大切ですね。
脳タイプの特性を知りいかすことで、効果的にストレス耐性を高めることができますよ。
２ 脳タイプ
脳タイプとは人が情報を得る時に脳のどこを優先して使うかが違うといった特性にわけたものです。
人は、脳のどの機能区分を優先して使うか（頭頂葉→触覚、後頭葉→視覚、側頭葉→聴覚）によって情報の取り方が違います。
情報の取り方の違いが感覚・思考・行動に関連しており、自分のストレス耐性を高める方法と習慣に違いがでます。
脳タイプは大まかに以下の３つのタイプに分けられ、特性がちがいます。
・触覚を司る頭頂葉を優先タイプ：触覚タイプ➡手タイプ
・視覚を司る後頭葉を優先タイプ：視覚タイプ➡目タイプ
・聴覚を司る側頭葉を優先タイプ：聴覚タイプ➡耳タイプ
手タイプ
特性：人とのつながり大事、ほかの人と一緒に共有したい（場所・時間・楽しさ）、雰囲気の良さ・楽しさ大事、体験重視、ゆっくりとしたペース
目タイプ
特性：新しいこと・ものを早く知って取り入れたい、美しいものを見るのが好き（映像・景色・デザイン・建物）、目立ちたい、せっかちに行動
耳タイプ
特性：論理的、じっくり物事を考え行動、冷静に注意深く言葉を選んで話す、分析力に優れている、音や言葉に敏感、意味・理由を知りたがる
脳タイプはどれか一つに当てはまるといったものではありません。
当てはまるものが多いところがそのタイプの傾向と言えます。
３ 各脳タイプ別ストレス耐性を高めるポイント
ストレスは日常生活に大きな影響を与えます。
ストレス耐性を高めることで楽しくしなやかに人生が送れるようになります。
各脳タイプの特性をいかすことで、さらに効果的にストレスに対応できるヒントがみつかります。
手タイプ
体感・触感・雰囲気を大事にしており、心地良さや安心感を得てストレス耐性を高めることがオススメです。
ex.アロマテラピー（オイルを使ってマッサージ、ディフューザーで香りを楽しむ）、柔らかいぬいぐるみ・ふわふわのブランケットに触れる
人とつながりを大切にする特性をいかしストレス耐性を高めるのがオススメです。
ex.家族・友人と同じ空間や時間を共有する
目タイプ
視覚から情報を得ることが得意であり目に見えるものからトレス耐性を高めることがオススメです。
ex. 読書、美しい風景・写真・絵画・動画を見る
せっかちで結果を早く出したいという特性をいかしストレス耐性を高めるのがオススメです。
ex.成功している人のマネをする、一つのやり方にこだわらず成果のでそうな方法を次々試す
耳タイプ
音や声から情報を取り込むことが得意・理論的で分析的といった特性をいかしストレス耐性を高めるのがオススメです。
ex. 耳に心地よい自然の音、波の音、鳥のさえずりをきく、雑音のない空間作り
じっくり考え納得できた結論・意味づけが大事といった特性をいかしストレス耐性を高めるのがオススメです。
ex.理論構築できてから行動する、納得がいくまで考える
まとめ
本記事は、脳タイプから考える自分のストレス耐性を高める方法と習慣についてお伝えしました。
ストレス過多の現代において柔軟に考え対応できることはとても大切ですね。
持久力と回復力をつけて健やかに人生を送りましょう。
