やる気が出なくて行動が起こせないとお悩みの方はいませんか?
脳タイプを知り特性をいかすことで、やる気スイッチが入り行動できるようになります。
本記事は、脳タイプから考える自分のやる気を引き出す方法とコツについてご紹介します。
1 やる気の引き出し方とコツ
ふだん生活をする中で、様々な考え事を抱えながらすごしていますよね。
考え事が多すぎると疲れてしまい集中することが難しくなります。
そこで体や心を整え生活にリズムを作ることで、やる気のツイッチを入れることができます。
以下のような取り組みがやる気を引き出すのに効果的です。
・行動アプローチ
① とりあえず簡単な作業から気軽に始める
(動き始めると脳が刺激を受けて5~10分ほどでやる気ホルモンがではじめる)
ex.机まわりを片付ける、パソコンを立ち上げる
② 環境を変える
ex.場所→リビング、カフェ、引っ越し 物→新しい文房具に入れ替える、家具の配置を変える
③ 規則正しい生活で健康を維持(健康でいると考え方がポジティブになる)
ex.朝日を浴びると幸せホルモンのセロトニンが出る
・感情アプローチ
① 向上心がある人を見てまねをする
ex.身近な人、ドラマ・アニメの主人公、仲間
② やる気を奪うものは遠ざける
ex.否定的な言葉をかけてくる人
③ ご褒美を用意
ex.終わったらゲームをする、チョコを食べる
④ 達成したときをイメージする
ex.やりがい、喜ぶ人の顔、ほめられている姿
・思考アプローチ
① 作業をゲーム化(競争心をくすぐるとやる気ホルモンが出る)
ex.5秒以内に○○できたら勝ち
② 教訓をいかす
ex.失敗→成功の糧
③ 目標を明確にする(目標設定を低くしてゴールまでにやることを細分化)
ex.TO-DOリストを作る
やる気を出すのは簡単なようで難しいですね。
そこでモヤモヤをさっさと解消してすっきりすることが大切です。
まずは気軽に始め完璧を求めないことで行動のハードルを下げることがコツですね。
今できることから生活に取り入れ実行していくことで、考え方や行動が変わってきますよ。
2 脳タイプ
脳タイプとは人が情報を得る時に脳のどこを優先して使うかが違うといった特性にわけたものです。
人は、脳のどの機能区分を優先して使うか(頭頂葉→触覚、後頭葉→視覚、側頭葉→聴覚)によって情報の取り方が違います。
情報の取り方の違いが感覚・思考・行動に関連しており、やる気を引き出す方法とコツに違いがでます。
脳タイプは大まかに以下の3つのタイプに分けられ、特性がちがいます。
・触覚を司る頭頂葉を優先タイプ:触覚タイプ➡手タイプ
・視覚を司る後頭葉を優先タイプ:視覚タイプ➡目タイプ
・聴覚を司る側頭葉を優先タイプ:聴覚タイプ➡耳タイプ
脳タイプ別に以下のような感覚・思考・行動の特性があります。
|
手タイプ |
目タイプ |
耳タイプ |
感 覚 |
手触り においを重視 |
見た目デザインを重視 |
音・相手の話に耳を傾ける |
思考 |
人との つながり大事 |
スピード大事 |
順序・ 根拠が大事 |
行 動 |
ゆっくり |
せっかち |
じっくり 計画的 |
脳タイプはどれか一つに当てはまるといったものではありません。
当てはまるものが多いところがそのタイプの傾向と言えます。
脳タイプを知って特性をいかすことで、自分のやる気を引き出すヒントが見つかりますよ。
3 脳タイプ別やる気を引き出すポイント
各脳タイプの特性をいかすことで、自分のやる気を引き出すことができます。
手タイプ
体感・触感・雰囲気を大事にしており、心地良さや安心感を得られるといった特性をいかすことがオススメです。
ex.楽しいと感じる部屋の雰囲気作り(香り・壁紙・照明の度合い)、触り心地の良い文房具・食器を使う、一緒に頑張れる環境作り(サークル・コミュニティに参加)、ウオーキング
目タイプ
目に見えるもの・人より目立つ・カッコ良さ・勝ち負けにこだわるといった特性をいかすことがオススメです。
ex.好きな本・映像を見る、人からできたことを褒めてもらう、○○できたら勝ちと決めてから始める、なりたい自分がイメージできる写真・絵など目に見えるところに貼る
耳タイプ
声・環境の音・言葉の意味を大事にしており、聴覚的な心地良さ・理論と整合性があるのが好きといった特性をいかすことがオススメです。
ex.好きな音楽・曲を聞く、じっくり考えて計画を立ててから行動、尊敬している人の話を聞く
まとめ
本記事は、脳タイプから考える自分のやる気を引き出す方法とコツについてお伝えしました。
健康な状態に保つ努力をすることで、学びや遊びのモチベーションが維持できます。
自分を優しくいたわり充実した人生を送ってみてはいかがでしょうか。