脳タイプメイク専門家ルミナスマイルの利根川志おりです。
50代女性で若見えしたいとハイライトを使ったところ、逆に老け顔に見えてしまったとお悩みの方はいませんか。本記事では、50代女性必見!ハイライトで顔の印象を変える若見えメイクのやり方について紹介します。
1.『若見え』の基本知識とは?
ここからは本記事における若見えの基本知識について解説します。
以下の項目では、「若見えに顔の立体感が関係する理由」と「ハイライトを入れる場所と範囲が鍵」について紹介します。
(1)若見えの秘訣は『立体感を出せる顔作り』
若見えに顔の立体感が関係する理由は、以下の通りです。
年齢を重ねると頬の筋肉が垂れ下がって顔全体が平面的になります。
平面的な顔は凹凸が少ないことで表情が乏しく老けた印象に繋がります。
顔に光を反射させる場所を作り自然な陰影ができることで顔立ちに立体感を出すことが可能となります。
例えば、私は顔の中央にハイライトを入れると鼻筋が通り鼻の下が短く見え唇がふっくら見えるといった経験があります。
顔の高くしたいところにハイライトを入れることで、ハイライトを入れた部分に光があたり前に出て見え立体感のある顔になる可能性が高いです。
ハイライトを入れることで、鼻の高さ・顔の凹凸・目元の彫りの深さなどの印象を変え顔に立体感を出すことが可能です。以上の内容から、若見えは立体感を出せる顔作りが関係していると言えます。
(2)『ハイライトを入れる場所と範囲』が鍵!
ハイライトは、光を反射させることで顔に立体感やツヤをプラスするアイテムです。
ハイライトを使えば、顔全体を明るい印象に見せることもできます。
一般的にはハイライトを入れるときはTゾーン、目周り、鼻筋、頬骨、あごなどにのせて、肌を明るく見せていきます。
50代になると顔の肉が痩せて眉頭やこめかみがくぼんで見えるようになってきます。
そこで、くぼみが強くなっているところにポイントを置きながらハイライトを入れていくことが大切になってきます。
くぼんだ部分にハイライトを入れると明るくなり膨らみが出て若見えに繋がります。
年齢を重ねるとともに顔は縦に伸びて見える傾向にあり、特に顔の下半分にその傾向が出ます。
例えば、あごは広範囲にハイライトを入れることで下唇からあご先までが膨張し、余計に顔が縦に長く見えてしまいます。
以上の内容から、若見えはハイライトを入れる場所と範囲が鍵と言えます。
2. 50代女性必見!『若見えするハイライト』の入れ方
ここからは、若見えするハイライトの入れ方について解説します。
以下の項目は、手順にそって「方法」、「コツ」、に分けて紹介します。
ハイライトはメイクの最後の仕上げの時に入れます。
今回は、50代ハイライト初心者さんでも気軽に始められるブラシ付きパウダータイプのハイライトでシャンパンベージュという色のハイライトを使用しました。
シャンパンベージュという色は肌なじみが良く、いかにもハイライトを入れましたといった感じにならないのでおすすめです。
セザンヌ パールグロウハイライト 01 シャンパンベージュ
(1)ブラシでハイライトを取る
(方法)
パウダータイプのハイライトを備えつけのブラシでしっかり取ります。
(コツ)
いきなり顔につけずに、手の甲にブラシを当てブラシの中にハイライトの粉をなじませます。
(2)Tゾーンに入れる
(方法)
眉の少し上の位置の中央にブラシで弧を描くようにしながら楕円形に入れます。
眉間はさけて、横から見た時に鼻が一番低くなっている鼻の根元のところにブラシを立てて縦にハイライトを入れます。
(コツ)
額と鼻の根元に分けてハイライトを入れることで、額が曲線的で丸く見え柔らかく若々しい印象を与えます。
(3)Cゾーンに入れる
(方法)
こめかみから目尻の指1本下がった目のくぼみに向かってブラシで払うようなイメージで軽く入れます。
(コツ)
くぼんだ印象のこめかみをふっくら見せることで、若々しい印象になります。
実際の頬骨より少し上にのせることにより、下がり気味に見えてた頬骨が上がって見えます。
(4)眉の下(眉頭)に入れる
(方法)
眉の下のラインに沿って眉頭の下から眉中央あたりまで入れます。
(コツ)
眉頭の下にハイライトを入れて膨らみを出すことで、くぼみが軽減し若見えします。
(5)目の下の三角ゾーンに入れる
(方法)
目頭の下あたりからブラシで放射状に入れます。
小鼻と目尻を結んだ内側の範囲に入れます。
(コツ)
目の下を明るくすることで顔全体を明るくすることができます。
(6)鼻の根元の横に入れる
(方法)
鼻の根元と目頭の間ぐらいのところにハイライトを入れます。
(コツ)
暗くなりがちな目元の印象がパッと明るくなります。また、目に生命力がある印象に見せてくれるので、若見えにもつながります。
(7) 上唇の山の上に入れる
(方法)
上唇の山ギリギリの小範囲に入れます。
(コツ)
付いているブラシでするのが難しい時は、アイシャドウブラシor指に極少量をとってちょんちょんとのせるのがおすすめです。
唇を立体的に見せることで、鼻の下が間延びして見えることを防ぎます。
(8)あごに入れる
(方法)
あご全体ではなく、横から見た時に一番高くなっている位置に極小範囲入れます。
(コツ)
広範囲に入れると、顔の縦方向を強調してしまいます。
面長の方は、全体のバランスを見て必要があれば入れてください。
ハイライトがあるorなしの写真を比べてみました。
ハイライトを入れると額、鼻の根元、上唇の山の上に光が集まり顔の中心が高くなっているのが分かります。
こめかみや目頭などのくぼみが強くなっているところにハイライトを入れることで目周りが明るくなりました。
ハイライトを入れることで、顔全体が明るい印象になり若見えするようになりました。