目まぐるしく変わっていく現代の中で私たちは生きています。
気持ちにゆとりがなくなり自分の存在価値が分からないとお悩みの方はいませんか?
今この瞬間に注意をむける心の在り方を保つことで、自分の価値観に沿った人生を送れるようになります。
本記事は、マインドフルネスから考える人生の質を高めるためのマインドフルネスの実践とはについてご紹介します。
1 マインドフルネスとは?
マインドフルネスは瞑想や瞑想の要素を取り入れた実践によって、現在の瞬間に意識を向け心の安定と自己理解を促すものです。
このとき過去の出来事や未来への懸念にとらわれず、ただ今この瞬間を受け入れることが重要です。
マインドフルネスを身に付けただ目の前の物事に集中する状態でいられるようになると、自分が感じた・考えたことをあるがままに見つめられます。
そうすると本来感じる必要のない不安やストレスから解放され、相手の考えをあるがままに受け入れられるようになります。
2 人生の質を高めるためのマインドフルネスの実践
マインドフルネスを実践すると本来の自分とつながれ自然体で生きていけるようになり、人生の質を高めることにつながります。
以下のような実践方法が有効です。
・呼吸に意識を向ける→深呼吸をしながら自分の呼吸に集中する
(ex.鼻からゆっくりと息を吸い口からゆっくりと息を吐く→10回繰り返す)
・五感に意識を向ける→自分の身体や周囲の環境に対する感覚を鋭くする
(ex.散歩をするとき→風・空気・音・匂いなどに注意、食事→食べ物の色・形・香り・味・食感などに注意)
・自分の心・体に優しく接する
(ex.自分の欠点や失敗体験を許す、自分の感情や思考を否定せずに認める、自分の身体に感謝する)
以上のようなことを日常の中で少しずつ意識して実践することが大切です。
自分の感情・思考・身体の感覚に気づきそのままを受け入れることで、自分にとっての幸せ・本当にしたいことがわかるようになります。
そして自分に合った目標や方向性を見つけやすくなります。
自分がどれだけ幸せに感じているかといった感情・思考を受けとめることで、自己肯定感を高めることができます。
自分に自信がもてると失敗や挑戦に対してポジティブになれますよ。
呼吸や心拍など自らの体の感覚に気づくことで、リラックス効果や免疫力向上などの身体的なメリットをもたらします。
さらに五感に意識を向けることで、日常的なことでも新鮮さや楽しさを感じることができるようになります。
雲ひとつない青空が見られた、今日はご飯が美味しく炊けたといった些細なことに幸せを感じ、何をしても満たされた感覚になることはありませんか?
このように五感が研ぎ澄まされると、体と心が同じ場所に存在できるようになります。
そして自分の人生に無駄なことなど一切ないと感じられるようになります。
経験することに対してありのままに感じられるようになるからです。
ここまでたどり着けば、人生の本質が分かるようになりますね。
人生の質を高めるために自分の心の在り方に目を向けてみましょう。
まとめ
本記事は、マインドフルネスから考える人生の質を高めるためのマインドフルネスの実践とはについてお伝えしました。
五感を意識して自分の心の声に耳を傾けることが大切ですね。
心に余白をもった生き方を始めてみてはいかがでしょうか。